テキストの暗号化

ここに挙げるコマンドと関数は、スクリプトでパスワードその他の機密情報を使用する必要があり、それをプレーンテキストで渡したくない場合に便利です。暗号化キーは、eggPlant Functionalによってスイートごとに生成されます。なお、ASCII文字を用いて独自のキーを入力したり、別のeggPlant Functionalスイートからのキーを入力することも可能です。

DecodeText関数

挙動:EndcodeTextによってエンコードされたテキストを、同じ暗号化キーを用いてデコードします。キーは、eggPlant Functionalによってスイートごとに生成されます。

パラメータ:デコード対象のテキスト(引用符付き)。オプションで、復号用のキー(引用符付き)。

構文:

DecodeText("エンコード対象の文字列","使用するキー")

例:

log DecodeText("FA4gp+6RO-N>")

例:

connect (host:"192.168.120.128", port:5900, password:decodeText("ITOTnmIRa","clg"))

// 実際のパスワードに代わって暗号化された値をSUTのパスワードとして表示することができます

例:

set myDB to(type:"odbc", DSN:"mySQLDB", user:"root", password:decodetext("%s_z*A?>Z"))

// データベース接続時に実際のパスワードに代わって暗号化された値を表示することができます

ヒント:DecodeText関数をAd Hoc Doボックス内で使用すると、スクリプトに変更を加えなくても、復号された文字列を簡単に見ることができます。

関連:

EncodeText関数

挙動:暗号化キーを使ってテキストをエンコードします。キーは、eggPlant Functionalによってスイートごとに生成されます。また、ASCII文字を用いて独自のキーを入力したり、別のeggPlant Functionalスイートからのキーを入力することも可能です。

パラメータ:エンコード対象のテキスト(引用符付き)。オプションで、暗号化用のキー(引用符付き)。

構文:

EncodeText("プレーンテキスト文字列","使用するキー")

例:

log encodeText("password1234")

例:

put encodeText("eggplant", "clg")

ヒント:EncodeText関数をAd Hoc Doボックス内で使用すると、スクリプトに変更を加えなくても、暗号化された文字列を簡単に得ることができます。

関連:

TypeEncodedTextコマンド

挙動:DecodeTextが行うような、エンコード済みテキストのデコードを内部で行い、結果として得られるキーストロークをSUTに送信します。このコマンドを使うと、スクリプトファイル内では判読できない形の情報(パスワードなど)を送ることができます。

パラメータ:エンコード済みのテキスト文字列 オプションで、暗号化用のキー(引用符付き)。

構文:

TypeEncodedText "エンコード済みの文字列", "個別のキー"

例:

TypeEncodedText "FA4gp+6RO-N>" // エンコード済みのテキストをSUTに送信します

例:

params decryptkey // スクリプトをパラメータ表記にし、コマンドライン呼び出し経由で復号キーを受け取ってスクリプトを実行します。復号キーの例:"pegasus"

assert that decryptkey is not empty with message "Check that a decryption key has been provided." // コマンドライン呼び出し経由で復号キーが与えられていることを確認し、そうでなければ例外を投げます

Log "Typing the password now."

TypeEncodedText "VMOR`Wbe",decryptkey

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This topic was last updated on 2月 01, 2019, at 11:13:23 午前.

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