接続の開閉

これまでに示した例では、データベースへの接続は、必要なときに自動的にSenseTalkによって開かれ、必要がなくなったら再度閉じられました。データベース接続は、明示的に開閉することも可能です。本操作は、open databaseコマンドとclose databaseコマンドを使用して実行します。

以下に、ODBCデータベース接続を開く例を示します。

set myDB to (type:"odbc", DSN:"DataSource1", user:"root", password:"")

open database myDB

-- 任意のdatabase演算子

close database myDB

以下に、Excelデータベース接続を開く例を示します。

set myExcelDB to (type: "excel", file: ResourcePath("MyCustomers.xlsx"))

open database myExcelDB

-- 任意のdatabase演算子

close database myExcelDB

通常、データベース接続は、その接続を参照している変数が使用されている限り、開いた状態を維持します。したがって、接続は一般的に、その接続を生成するハンドラの最後で閉じられるか、場合によってはそれよりも早く閉じられます。上述したように、接続を明示的に開くことで、その他のスクリプトやハンドラの呼び出し中も、その接続が閉じられるまで開いた状態が維持されます。これは、作成するデータベースへの個々の接続の数を制限するのが重要な場合に推奨されるアプローチです。また、データベースへの接続を確立するのにとりわけ時間がかかる場合は、効率性の観点から、本アプローチが望まれる場合があります。

 

This topic was last updated on 2月 01, 2019, at 11:13:23 午前.

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